歴舟川河口トーチカ1  Rekifunegawa-Estuary Pillbox 1

↑ トーチカの正面側(2021年7月に撮影)
 当時の面影を保った良好な状態で残存している。
↑ トーチカが密集する歴舟川河口北側の丘
 赤色の枠で示したところにトーチカが残存している。上(北)から順に歴舟川河口トーチカ1・2・3。トーチカの近くまで海食崖の浸食が進行している。トーチカ周辺の塹壕の位置もはっきりと写っている。
↑ 塹壕の跡(2021年7月に撮影)
↑ 塹壕の突き当り(2016年8月に撮影)
 トーチカの側面上部と思われるコンクリートが見える。写真右側の地中に、出入口に接続する地下通路があったものと推測。
↑ 擁壁上から見たトーチカ(2021年7月に撮影)
↑↓ 銃眼(2021年7月に撮影)
↑ 射界(2021年7月に撮影)
↑ 自衛隊の揚陸訓練とトーチカ
 自衛隊の浜大樹訓練場は、戦時中に米軍の上陸が予想された地点にある。本土決戦における米軍の上陸作戦を想像してみると、妥当な位置にトーチカが築かれていたことが実感できる。
 
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 浜大樹漁港のあたりから海沿いの道を南下すると、途中で舗装が無くなり、対向車とすれ違うことのできない幅の狭い砂利道に切り替わる。この砂利道の起点から約1500m進むと、左側に車1台ならギリギリ駐車できるスペースがあるので、ここで降車する。左前方の少し盛り上がったところを注意深く見ていくと、塹壕の跡があり、その先にトーチカが残存している。
※砂利道の途中が、自衛隊の浜大樹訓練場となっており、揚陸訓練がある場合は通行できないので迂回してください。
※下のYahoo!地図の空中写真が、ちょうど揚陸訓練中の様子を写している。
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■更新履歴
  2021年8月13日 公開
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