東和田トーチカ  Higashiwada Pillbox

↑ 南西方向を狙う東和田トーチカの銃眼
 落石方面や、花咲海岸あたりから上陸して北上する敵を掃射し、根室市街を中心とする地域を確保する目的で築かれた。
↑ 南南西側から見たトーチカ
 東和田トーチカは、道道142号線の道路わきに残っている。この写真を撮影してから数か月後には、道路を挟んで向かい側に、根室ハマテラスソーラー発電所が竣工したので、ソーラーパネルを目印にすれば、簡単に見つけられるだろう。
↑ 東北東側から見たトーチカ
 トーチカから100mほど先に見える2本の鉄塔は、ラジオNIKKEI根室送信所の施設。この写真では海霧の影響で見えないが、鉄塔と鉄塔の間にワイヤーで支えられたアンテナがある。
↑ トーチカの背面(北東側)
 北方地域研究会の調査によると、高さは3.6mであるが、出入口の開口部の高さが抑えられているため、実際以上に大きく見える。
↑ 出入口
 北方地域研究会の調査によると、出入口の開口部の高さは1.1mしかないが、内部に入るとすぐの天井が斜めになっており、高さが1.72mとなる。
※一番下の写真を参照してください。
出入口から見た内部 →
 左に曲がると弾薬庫、クランク状に進むと、銃座がある。
↑ 弾薬庫(左)と銃座(右)
銃座 →
 銃眼の手前には、機関銃を置くための台座が設置されていた。
↓ 銃眼と機関銃の台座
↑ 銃座から見た出入口
 
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 道道142号線を挟んで、根室ハマテラスソーラー発電所の向かい側の牧草地を見ると、道路わきにこのトーチカを見つけることができる。
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■更新履歴
  2019年1月4日 公開
■外部リンク
  探索日和(根室市の戦跡 東和田トーチカ)